朝倉物理学選書 2 電磁気学

伊東 敏雄(著)

伊東 敏雄(著)

定価 3,080 円(本体 2,800 円+税)

A5判/248ページ
刊行日:2008年05月10日
ISBN:978-4-254-13757-6 C3342

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内容紹介

基本法則からわかりにくい単位系,さまざまな電磁気現象までを平易に解説。初学者向け演習問題あり。〔内容〕歴史と意義/電荷と電場/導体/定常電流/オームの法則/静磁場/ローレンツ力/誘電体/磁性体/電磁誘導/電磁波/単位系/他

編集部から

目次

0章 歴史と意義  

1章 電荷と電場  
1.1 電 荷
1.2 クーロンの法則
1.3 電 場
1.4 平面角と立体角
1.5 ガウスの法則
1.6 ガウスの法則の応用
1.7 電 位
1.8 電気双極子
1.9 静電場の基本法則
演習問題

2章 導 体  
2.1 導体の静電気的特徴
2.2 電気容量
2.3 静電エネルギー
2.4 導体に作用する力
2.5 ポアソンの方程式
2.6 鏡像法
演習問題

3章 定常電流  
3.1 電 流
3.2 オームの法則
3.3 ジュール熱
3.4 電気抵抗の微視的解釈
3.5 定常電流の場
3.6 起電力
3.7 キルヒホッフの法則
演習問題

4章 静磁場  
4.1 磁気現象
4.2 電流と磁場
4.3 ローレンツ力
4.4 ビオ-サバールの法則
4.5 静磁場の基本法則の積分表現
4.6 アンペールの法則の応用
4.7 静磁場の基本法則の微分表現
4.8 磁場のポテンシャル
4.9 磁気双極子
4.10 静電場と静磁場の対応
演習問題

5章 誘電体  
5.1 誘電分極
5.2 電気分極
5.3 分極電荷
5.4 電束密度
5.5 誘電体を含む静電場の法則
5.6 誘電体を含む系
5.7 誘電体の境界条件
5.8 誘電体を含む電場のエネルギー
演習問題

6章 磁性体  
6.1 磁 化
6.2 磁化電流
6.3 磁性体を含む静磁場の基本法則
6.4 物質の磁気的性質
6.5 物質の磁性の微視的解釈
6.6 磁性体の境界条件
6.7 磁性体を含む系
6.8 磁気回路
6.9 超伝導体の完全反磁性
演習問題

7章 電磁誘導  
7.1 電磁誘導の現象
7.2 静磁場中を運動する回路
7.3 ファラデーの法則
7.4 自己誘導と相互誘導
7.5 磁気エネルギー
7.6 過渡現象
7.7 交流回路
演習問題

8章 電磁波  
8.1 変位電流
8.2 マクスウェルの方程式
8.3 電磁波
8.4 電磁波の反射と透過
8.5 導体による電磁波の反射
8.6 電磁ポテンシャル
8.7 双極子放射
演習問題

9章 付 録  
9.1 電磁気学に特有な単位
9.2 電磁気学で使うベクトル公式

参考文献  
演習問題の解答  
索 引  

執筆者紹介

【編集】
鈴木 増雄
荒船 次郎
和達 三樹

【著者】
伊東 敏雄(前電気通信大学)

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