朝倉復刊セレクション 変分学入門 (基礎数学シリーズ)

福原 満洲雄山中 健(著)

福原 満洲雄山中 健(著)

定価 3,740 円(本体 3,400 円+税)

A5判/188ページ
刊行日:2024年07月25日
ISBN:978-4-254-11858-2 C3341

ネット書店で購入する amazon e-hon 紀伊國屋書店 honto Honya Club Rakutenブックス くまざわ書店

書店の店頭在庫を確認する 紀伊國屋書店

内容紹介

本書は『変分学入門 (復刊)』(2004年)を底本として刊行したものです。

編集部から

目次

1. 微分学における最大・最小の問題
 1.1 簡単な例題
 1.2 条件付き最大・最小
 1.3 有心2次曲面の標準形
 1.4 行列式の最大値

2. 等周問題
 2.1 必要条件
 2.2 有界な閉集合を要素とする空間
 2.3 有界な閉集合の空間におけるコンパクトな集合
 2.4 卵形の面積
 2.5 曲線の長さ
 2.6 等角問題の解の存在

3. オイラーの微分方程式とその解法
 3.1 問題の設定
 3.2 オイラーの微分方程式
 3.3 一般の等角問題
 3.4 ヤコビの乗式
 3.5 例題の解
 3.6 補足
 3.7 オイラーの微分方程式の必要性

4. 変分
 4.1 1階の変分
 4.2 バーナハ空間
 4.3 実変数の関数
 4.4 線形写像
 4.5 フレシェの微分
 4.6 ガトーの微分

5. 極大・極小
 5.1 重線形関数
 5.2 2階の微分
 5.3 2階の微分による極大・極小の判定
 5.4 ルジャンドルの条件
 5.5 ヤコビの条件

6. 極大・極小
 6.1 問題の設定
 6.2 変分方程式
 6.3 共役な焦点
 6.4 停留曲線の場
 6.5 ワイエルシュトラスの\(E\)関数

7. 停留曲線
 7.1 媒介変数表示とオイラーの微分方程式
 7.2 測地線
 7.3 曲面上の測地線
 7.4 質点系の運動
 7.5 ラグランジュの方程式
 7.6 ハミルトンの正準方程式

8. 最大・最小
 8.1 問題の設定
 8.2 曲線を要素とする集合
 8.3 距離空間の完備性
 8.4 関数\(\lambda\)の構成
 8.5 曲線の長さ
 8.6 半連続性
 8.7 同程度の連続性
 8.8 線積分の下半連続性
 8.9 線積分の連続性

問題の解答
参考書
索引

執筆者紹介

関連情報

分冊・シリーズ

ジャンル一覧

ジャンル一覧

  • Facebook
  • Twitter
  • 「愛読者の声」 ご投稿はこちら 「愛読者の声」 ご投稿はこちら
  • EBSCO eBooks
  • eBook Library