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シリーズ〈人文地理学〉 1 地理情報システム
村山 祐司(編)
内容紹介
GIS(地理情報システム)のしくみを説明し,地理学での利用の有効性を解説。〔内容〕GISの発展/構成と構造/地理情報の取得とデータベース/空間解析/ジオコンピュテーション/人文地理学への応用/自然環境研究への応用/これからのGIS
編集部から
目次
第1章 GISの発展
1.1 GISという用語
1.2 GISの歩み
1.3 GIS研究・教育の組織化
1.4 地理情報のデジタル化
1.5 空間データ基盤整備
1.6 GISと地理学-結びに代えて
第2章 GISの構成と構造
2.1 GISのハードウェア
2.2 GISのソフトウェア
2.3 GISのデータ
2.4 GISの操作手順
2.5 GISのコスト
第3章 地理情報の取得とデータベース
3.1 地理データのモデル
3.2 地理情報の収集
第4章 GISによる地理的事象の空間解析
4.1 空間的平均と人口重心の移動
4.2 距離測定機能と点パターン分析
4.3 コロプレス地図作成機能と空間的属性の分類
4.4 空間解析機能と居住環境評価への利用
第5章 ジオコンピュテーション
5.1 GCの誕生前
5.2 英国におけるGCの開花-GCの父スタン・オープンショウ
5.3 GCの主要な研究テーマ
5.4 地理学におけるGCの今後の展開-結びに代えて
第6章 GISの人文地理学への応用
6.1 空間データモデル
6.2 バッファリングとオーバーレイ処理による土地評価
6.3 メッシュ統計を利用した都市生態分析
6.4 衛星画像を利用した都市の植生分布分析
6.5 ネットワーク分析
第7章 自然環境研究への適用
7.1 地形学
7.2 水文学
7.3 気候学
7.4 植生地理学
7.5 土壌地埋学
7.6 総合的研究
7.7 展望
第8章 これからのGIS
8.1 空間分析の進展とGIS環境に過した空間分析
8.2 空間回帰モデル
8.3 可変単位地区問題(可変的地区単位問題)
8.4 地図総描の自動化
文献紹介
索 引
執筆者紹介
【編集者】村山祐司
【執筆者(執筆順)】村山祐司,奥貫圭一,鈴木厚志,張 長平,矢野桂司,小方 登,小口 高,高阪宏行