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朝倉日本語講座 4 語彙・意味
定価 4,840 円(本体 4,400 円+税)
A5判/304ページ
刊行日:2002年09月28日
ISBN:978-4-254-51514-5 C3381
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内容紹介
語彙・意味についての諸論を展開し最新の研究成果を平易に論述。〔内容〕語彙研究の展開/語彙の量的性格/意味体系/語種/語構成/位相と位相語/語義の構造/語彙と文法/語彙と文章/対照語彙論/語彙史/語彙研究史
編集部から
目次
第1章 語彙研究の諸相
1.1 語彙の生態
1.2 語彙論の形成
1.3 語彙の組織的構造
1.4 語彙組織の分析
1.5 語の対応の諸相
1.6 語彙の数量的構成
1.7 語彙調査と基本語
1.8 基本語彙の有効性
1.9 個々の語をめぐる問題
第2章 語彙の量的性格
2.1 語彙の選定一語彙調査における「基本語彙」
2.2 語彙の量的性格(1)一高頻度語の性格
2.3 語彙の量的性格(2)一語種構成比率の量的性格
2.4 語彙の量的構造一語の使用率の分布法則
第3章 意味の体系
3.1 単語の性質
3.2 語彙的な意味
3.3 語彙の体系性
3.4 二項対立と対義語
3.5 対立の融合と中和
第4章 語種
4.1 各語種の巨視的な観察
4.2 微視的な観察
4.3 語種間の競合
4.4 語種選択の動き
4.5 各語種の比率
第5章 語構成原論
5.1 語構成論とは何か
5.2 単語化をめぐって
5.3 語構成要素について
第6章 位相と位相語
6.1 位相とは何か
6.2 社会的位相の違いにより生まれることば
6.3 様式的位相の違いにより生まれることば
6.4 心理的位相の違いにより生まれることば
第7章 語義の構造
7.1 語の意味とは何か
7.2 言語使用と認知能力
7.3 語義の種類
7.4 語感
7.5 多義の構造
第8章 語彙と文法
8.1 「語」の独自性
8.2 語の形をした句
8.3 句の形をした語
8.4 語から文へのつながり
第9章 語彙と文章
9.1 低頻度語と文章
9.2 全数語彙調査
9.3 低頻度語の語彙的特徴
9.4 文章の組み立てとその部分
9.5 文章における低頻度語の使用
第10章 対照語彙論
10.1 語形の対照
10.2 語構成
10.3 語義・語の使用率などの対照
第11 語彙史
11.1 語彙史とは何か
11.2 変遷としての語彙史-身体語彙史を例として-
11.3 語史から語彙史へ
11.4 語彙史と言語文化史
第12 語彙研究史
12.1 「語彙」の用語
12.2 語彙とは何か,語彙の要素
12.3 語彙における体系と集合
12.4 戦前の語彙調査(理解語彙・国語教科書の語彙調査・基本語彙)
12.5 語彙の計量的研究
12.6 意味の側面からの語彙研究
12.7 語種構造の研究
12.8 品詞別構成の研究
12.9 語構成論
12.10 国語辞典
13.索引
執筆者紹介
【監修】
北原 保雄(前筑波大学)
【編集】
斎藤 倫明(東北大学)
【著者】
田中章夫、伊藤雅光、村木新次郎、西尾寅弥、斎藤倫明、米川明彦、国広哲弥、影山太郎、石井正彦、玉村文郎、前田富祺、湯浅茂雄