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朝倉日本語講座 5 文法I
北原 保雄(編)
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内容紹介
〔内容〕文法について/文の構造/名詞句の格と副/副詞の機能/連体修飾の構造/名詞句の諸相/話法における主観表現/否定のスコープと量化/日本語の複文/普遍文法と日本語/句構造文法理論と日本語/認知言語学からみた日本語研究
編集部から
目次
第1章 文法について
1. 文法と文法論
2. 文法論の種類
3. 文法研究の歴史
4. 文法研究の対象
第2章 文の構造
1. 文法論の対象
2. 補充成分と連用修飾成分の二分
3. 助動詞の相互承接――補充=統括関係――
4. 助動詞の相互承接と文の構造
5. 助動詞の相互承接と文の構造――修飾=被修飾関係――
第3章 名詞句の格と副
――格助詞と副助詞の性質――
1. はじめに
2. 格助詞
3. 副助詞
第4章 副詞の機能
1. 副詞の認定
2. 連用修飾関係の分類
3. 今後の副詞的修飾成分の研究
第5章 連体修飾の構造
1. 内の関係と外の関係
2. 連帯修飾節の意味的な機能について
3. 連体修飾節の統語的制限
4. 連帯修飾節の統語的・意味的特徴
5. 連体修飾節に関連する事項
第6章 名詞句の諸相
1. 名詞句自体の意味
2. 文のなかで果たす名詞句の意味機能
3. 名詞句の曖昧性と文の多様な解釈
第7章 話法における主観表現
1. 話法とは何か
2. 引用とは何か
3. 間接引用構文と主観表現
4. 自由話法と主観表現
第8章 否定のスコープと量化
1. 構造的関係としてのスコープ
2. 構造的アプローチへの証左
3. 非構造的アプローチとその間題点
4. 焦点の決定
5. 否定と量化
第9章 日本語の複文
1. 複文の定義
2. 従属節の種類とそれぞれの特徴
3. 複文研究の意義
4. 複文研究の今後
第10章 普遍文法と日本語
――結果構文を題材として――
1. 生成文法の目指すところ
2. 併合
3. 移動
4. 言語計算機構
5. 結果構文
6. 日英語の差異
7. アスペクトVP殻
8. 「そうする」構文
9. 英語の場合
10. 類型論的差異
11. 結語――日本語から普遍文法へ――
第11章 句構造文法理論と日本語
1. 形式文法理論と句構造文法
2. 素性付き句構造文法
3. タイプ付きユニフィケーション文法
4. HPSGと日本語文法研究
第12章 認知言語学からみた日本語研究
――複合ドメイン・モデルを中心に――
1. 認知言語学
2. 認知能力の発現としての言語現象
3. 言語の表層パターンと背景化の認知プロセス
索 引
執筆者紹介
【監修】
北原 保雄(前筑波大学)
【編集】
北原 保雄(前筑波大学)
【著者】
北原保雄、北原博雄、近藤泰弘、矢澤真人、大島資生、西山佑司、砂川有里子、加藤泰彦、橋本修、三原健一、吉本啓、山梨正明