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経営科学のニューフロンティア 2 組合せ最適化 ―メタ戦略を中心として―
内容紹介
組合せ最適化問題に対する近似解法の新しいパラダイムであるメタ戦略を詳解。〔内容〕組合せ最適化問題/近似解法の基本戦略/メタ戦略の基礎/メタ戦略の実現/高性能アルゴリズムの設計/手軽なツールとしてのメタ戦略/近似解法の理論
編集部から
目次
1. 組合せ最適化問題
1.1 組合せ最適化問題の一般的定義
1.2 代表的な組合せ最適化問題
1.3 アルゴリズムの計算量とその評価
1.4 組合せ最適化問題と計算の複雑さ
1.5 メタ戦略とその役割
1.6 メタ戦略の現実問題への応用
1.7 厳密解法
1.8 欄外ゼミナール:多項式オーダーと指数オーダー
2. 近似解法の基本戦略
2.1 欲張り法
2.2 局所探索法
2.3 探索空間とペナルティ関数
2.4 欄外ゼミナール:欲張り法と局所探索法にまつわる歴史
3. メタ戦略の基礎
3.1 メタ戦略の概要
3.2 メタ戦略の一般的枠組
3.3 初期解の生成―多スタート法
3.4 初期解の生成―適応的多スタート法
3.5 近 傍
3.6 解の評価
3.7 移動戦略
3.8 終了基準
3.9 欄外ゼミナール:探索空間の複雑さ
4. メタ戦略の実現
4.1 多スタート局所探索法
4.2 GRASP法
4.3 反復局所探索法
4.4 遺伝アルゴリズム
4.5 アント法
4.6 Boeseらによる適応的多スタート法
4.7 誘導局所探索法
4.8 評価関数摂動法
4.9 探索空間平滑化法
4.10 アニーリング法
4.11 閾値受理法と大洪水法
4.12 タブー探索法
4.13 ニューラルネットワーク
4.14 文献ノート
4.15 欄外ゼミナール:アルゴリズムのネーミング
5. 高性能アルゴリズムの設計
5.1 メタ戦略におけるPOP概念と局所探索の改善力
5.2 近傍の構成
5.3 単純局所探索法の移動戦略
5.4 近傍探索の効率化
5.5 多スタート法の効率化
5.6 可変深度近傍探索法
5.7 改善解探索グラフに基づく大規模近傍探索法
5.8 評価関数
5.9 WALKSAT法
5.10 パラメータの自動調整
5.11 緩和問題の利用
5.12 メタ戦略に基づく汎用解法
5.13 メタ戦略の並列・分散化
5.14 欄外ゼミナール:1000万クイーン
6. 手軽なツールとしてのメタ戦略
6.1 実験環境
6.2 1機械スケジューリング問題
6.3 最大充足可能性問題
6.4 手軽なツールとしてのメタ戦略の利用法
6.5 欄外ゼミナール:便利なWWWサイト
7. 近似解法の理論
7.1 アニーリング法の漸近収束性
7.2 局所探索法の計算の複雑さ
7.3 近似解の精度
7.4 関連の話題
7.5 欄外ゼミナール:直交ラテン方陣
8. 付 録
8.1 グラフと木
9. 文 献
10. 索 引