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内容紹介
組合せ論あるいは可換代数におけるグレブナー基底の理論的な有効性を簡潔に紹介。〔内容〕準備(可換環他)/多項式環/グレブナー基底/トーリック環/正規配置と単模被覆/正則三角形分割/単模性と圧搾性/コスツル代数とグレブナー基底
編集部から
目次
1. 準 備
1.1 集合と写像,可換環と体,線型空間
1.2 凸錐と凸多面体
1.3 可換環とイデアル
2. 多項式環
2.1 Dicksonの補題
2.2 Hilbert基底定理
2.3 単項式順序とイニシャルイデアル
3. Grobner基底
3.1 割り算と余り
3.2 Buchberger判定法
3.3 消 去 法
4. トーリック環
4.1 トーリックイデアル
4.2 有限グラフとトーリック環
4.3 A型根系のGrobner基底
5. 正規配置と単模被覆
5.1 正規配置
5.2 三角形分割と被覆
5.3 有限グラフの単模被覆
6. 正則三角形分割
6.1 正則三角形分割の概念
6.2 正則単模三角形分割
6.3 A型根系の三角形分割
7. 単模性と圧搾性
7.1 単模配置
7.2 Lawrence持ち上げ
7.3 圧搾配置
8. Koszul代数とGrobner基底
8.1 Koszul代数
8.2 二部グラフのGrobner基底
8.3 B型,C型,D型根系のGrobner基底
終 章
付 録
A.マトロイド
B.正規化体積
問の略解
参考文献
索 引