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内容紹介
30年の時を経て、数学入門書の金字塔が新たに甦る
〇1988年刊行のロングセラー、卓越した数学入門書シリーズを次の世代へ。内容はそのままにLaTeXを使い組版を改め、現代の読者に読みやすく刷新。
〇数学は難解で敷居が高いと思われがちですが、この『数学30講シリーズ』なら、誰でも楽しみながら学べます。志賀浩二先生による分かりやすい解説と、Tea Time での丁寧な疑問解消で、30 年以上にわたりビギナーからプロフェッショナルまで幅広い層を魅了してきました。
〇厳密さと平易さを両立した独自のスタイルで、数学の本質的な面白さと奥深さが伝わる点が高く評価されています。物語のように読み進められる形式で、数学に対する新鮮な驚きと興味が広がっていきます。
〇文系出身者も楽しめる内容。数学がどれほど面白いものかと気付かされるはずです。学生、教師、研究者、様々な皆様に自信を持ってお勧めできる「数学入門書の金字塔」です。
編集部から
執筆者紹介
志賀浩二
東京工業大学名誉教授。理学博士。1930年(昭和5年)新潟県新潟市に生まれる。1955年(昭和30年)東京大学大学院数物系数学科修士課程を修了。東京工業大学にて長く研究・教育にあたる。同大学理学部数学科教授を退官後、桐蔭横浜大学工学部教授に就任し、桐蔭学園中等教育学校での数学教育にも携わる。2024年(令和6年)逝去。「数多くの数学啓発書の執筆および編集により数学の研究・教育・普及に大きく貢献」したことにより第1回日本数学会出版賞を受賞。主な著書に「数学30講シリーズ」(全10巻、朝倉書店)、「数学が生まれる物語」(全6巻、岩波書店)、「数学が育っていく物語」(全6巻、岩波書店)、「中高一貫数学コース」(全11巻、岩波書店)、「数学の流れ30講」(全3巻、朝倉書店)、「大人のための数学」(全7巻、紀伊國屋書店)などがある。